2026年2月、ITILⓇの新たなバージョンが発表されました。

新しいITIL(バージョン5)は2019年にリリースされたITIL4をベースに、AIの活用等デジタル環境の進化に伴う新しい要素を組み込み、またこれまでの(IT)サービスマネジメントのガイダンスから「デジタルプロダクト&サービスマネジメント(DPSM)」に概念を拡張し経営・戦略から日々の運用まで組織全体を横断するガイダンスとして「進化」しました。
構造上の大きな変更点として、わかりにくかった概念であるサービスバリューチェーン(SVC)が、デジタルプロダクト&サービスライフサイクルに変更され、実務での落とし込みが容易になりました


ITIL(Version5)の体系


基本的な体系はITIL4と大きく変更はありませんが、マネージングプロフェッショナル(CDS、DSV、DPI、HVIT)がITIL Product、ITIL Service、ITIL Experience、ITIL Transformartionに、DITSがITIL Strategyに変わりました。
ファンデーション、プラクティスについては、現行バージョンと同一のものとなります。(ただし、内容はアップデートされております。またプラククティス単体の資格は廃止されます)
また、プラクティスマネージャ、マネージングプロフェッショナル、ストラテジックリーダーの称号を得るためには、ITIL Transformartionが必須になります。
(ITIL TransformartionはPeopleCertPlusですでに公開されているITIL How to Implementがベースになっております)
また、Extension Moduleとして提供されるITIL AI Governanceは、ITILガイダンスを活用していない組織にとっても有益且つ今後不可欠となるとなるAIガバナンスの構築方法を解説しております。
なお、ファンデーションおよびプラクティス(MSF、PIC,CAI)については、ITIL4認定資格がそのまま活用できます。また、ITIL4にてマネージングプロフェッショナル、ストラテジックリーダーの称号をお持ちの方は、移行研修・試験(MP Transistion)を受験することでITIL(Version 5)の称号を得ることが可能です

今後のリリース予定(英語版、日本語版の予定は未発表)
・ITIL Foundation(version 5) リリース済
・ITIL Foundation Bridge(version 5) リリース済 ※ITIL4とのファンデーションレベルでの差分
・Product、Service 、Experience リリース済
・Strategy、Transformation 2026/4/6
・AI governance、MPTransition 2026/5/14
※(ITIL4→Version5へのファンデーションレベルの移行研修・試験)も今後リリース予定

ITIL(バージョン5)日本語のリリース時期は未定となっております。また、新しいITILは、ITIL4の基本概念がそのまま引き継がれていますので、新いバージョンのリリースを待つのではなく現行バージョンを学習されることをお勧めいたします。

書籍販売

ITIL(Vesrion5)コア書籍は、弊社販売サイトでリリースされ次第順次販売いたします。(現在ファンデーション書籍が販売中です。)

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