本ページでは2023年10月現在の情報に基づき、ITIL4ファンデーションに関する情報(概要、試験受験方法、受験料、出題範囲等)を提供しております。(日本での受験を前提として説明しております。受験される国により価格や受験方法が異なりますのでご注意ください)

認定試験には本コア書籍の電子版がバンドルされます。

ITIL4ファンデーション(正式名称:ITILファンデーション ITIL4エディション)コア書籍は、ITIL4体系の基礎として全体のコンセプトや主要な概念を説明しているものです。
(詳細レベルについては、上位のコア書籍5冊で説明しています)

認定試験(資格試験)では、ITIL4ファンデーションコア書籍の中から、基本的な事柄や重要なポイントについて出題されます。

第1章は無料で学習可!24時間いつでも自分のペースで学習できるITIL4オンデマンド研修

ITIL4ファンデーション認定試験試験要綱

出題数:40問
出題形式:多項選択式(4択)
制限時間:60分(母国語以外での受験は75分)
合格基準:26問以上の正解(65%)
資料等の持込み:不可
受験前提条件:なし
資格有効期限:取得後3年間(更新可)※2023年1月より変更
受験可能言語:日本語、英語、中国語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、イタリア語、ポーランド語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジルポルトガル語)

ITIL4ファンデーションの認定証(合格証書)は、ITILファンデーション(V3-2011エディション)と同一です。(左下に「ITIL 4 Edition」印字されています。受験された言語の表記もありません)

試験受験方法

試験実施団体PeopleCertのオンライン試験、全国のプロメトリック試験センター(日本語試験のみ)で受験できます。
(試験のみでも受験可能ですが、ITIL4の知的財産権を保有しているAXELOSでは、認定を受けた公式トレーニング(研修)の受講を強く進めて勧めております。認定事業者の研修では通常試験受験用のバウチャーが配布されるとともに、試験受験手続についても説明しています。)

受験料

受験方法や受験地(国)により異なります。以下の価格は日本国内での受験価格です。
(認定事業者の公式研修には通常試験受験料が含まれております)
オンライン試験:76,385円(電子版コア書籍・公式トレーニング教材(英語版)バンドル)
プロメトリック試験センター:67,793円(電子版コア書籍無し)
※上記価格は2023年10月現在の価格です。為替変動等により変更となる場合はあります。

弊社では、オンライン試験、プロメトリック試験の受験用バウチャーを割引価格で販売しております。
 ・オンライン試験:54,000円(税込:59,400円)(詳細はこちらをご覧ください。)
 ・プロメトリック試験:49,300円(税込:54,230円)(詳細はこちらをご覧ください。)
  ※弊社経由の場合はプロメトリック試験の場合でも電子版コア書籍がバンドルされます。

ITIL4ファンデーション認定試験の出題項目

第2章サービスマネジメントの主要概念(5問)
・用語の定義(BL1:2問)
・サービスによる価値創出の主要概念(BL2:2問)
・サービス関係の主要概念(BL2:1問)
第3章サービスマネジメントの4つの側面(2問)
・サービスマネジメントの 4 つの側面(BL2:2問)
第4章ITILサービスバリューシステム(9問)
・ITIL サービスバリュー・システム(BL2:1問)
・従うべき原則の本質、利用方法および相互関係(BL2:5問)
・従うべき原則の利用方法(BL2:1問)
・サービスバリュー・チェーンの相関性とバリューストリームを支援する仕組み(BL2:1問)
第5章ITIL管理プラクティス(24問)
・主要15のプラクティスの目的(BL1:5問)
・用語の定義(BL1:2問)
・主要7のプラクティスの詳細(BL2:17問)
※弊社研修受講を受講される方には、さらに詳細の出題レベルや書籍の該当箇所が書かれた資料をお渡ししております。


※主要15のプラクティス:継続的改善,情報セキュリティ管理,関係管理,サプライヤ管理,変更実現,インシデント管理,IT 資産管理,モニタリングおよびイベント管理,問題管理,リリース管理,サービス構成管理,サービスデス,サービスレベル管理,サービス要求管理,展開管理
※主要7のプラクティス:継続的改善,変更実現,インシデント管理,問題管理,サービスデスク,サービスレベル管理,サービス要求管理

※BL=ブルームのレベル(学習目標レベル) BL1:記憶している。 BL2:理解している。

学習方法
ある程度の基礎知識があればコア書籍使っての独学だけでも試験に合格するための最低限の知識を身につけていただくことは可能かと思われます。
しかし、書籍を読んだだけでは、具体的に意味することや実務への活用の方法等実践力まで身につけることが難しいと思います。(試験でも具体的な例に当てはまる問題が出題されます)

認定トレーニングはAXELOSが策定したシラバス(試験範囲)を効率よく学習していただくことが可能であるのにくわえて、認定トレーナ(講師)の実体験に基づく具体的事例を織り交ぜた講義が展開され、より理解度を深めることが可能ですので、認定研修のご受講されることをお勧めいたします。

弊社ITIL4ファンデーション関連サービス
【AXELOS/PEOPLECERT認定研修】
ITIL4ファンデーション試験対策研修(2日間研修)
ITIL4ファンデーション試験対策オンデマンド研修(eラーニング研修)


【無料セミナー】
ITIL4実践セミナー(無料)

(参考)ITIL4に関係する組織について
ITILは英国政府が中心となって策定されましたが、現在は様々な認定試験をグローバルに展開しているPeoplecert(ギリシャ)の子会社「AXELOS」が商標権・知的所有権を保有し策定を行っております。
(AXELOSは、元々は英国政府とが策定しているベストプラクティスの商標権・知的財産権の管理を行うために英国政府と民間企業が共同出資して設立されたジョイントベンチャーでしたが、2021年にPeopleCertの100%子会社になりました。)
実際の試験配信・教育機関認定はPeoplecertがおこなっております。
認定資格取得のための研修は、Peoplecertの認定を受けたATO(認定教育組織)が実施しております。
(以前は認定を受けていない教育機関でも研修実施していましたが、現在は認定を受けていない研修機関での研修実施はAXELOSの保有する商標権・知的所有権の侵害に当たるとして事実上禁止されております)

IT&ストラテジーコンサルティングは、Peoplecertの認定を受けたATOとしてITIL認定研修を提供しております。

テレワーク比率を高めておりますので、担当者が不在のことが多々あります。お問い合わせは電子メールにてお願いします。info@itstrategy.jp営業時間 9:00 - 18:00 [ 土日・祝日除く]

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