ITIL4の当初のコンセプトでは、「モジュール」という形で整理された6冊のコア書籍で編成されており、それぞれの書籍ごとに研修および資格認定試験が用意されております。

本図は認定教育機関(ATO)としてのAXELOSとの使用許諾契約に基づき掲載しております。無断転載・二次利用は著作権法に基づき固く禁止されております。

ITILファンデーションは、ITIL4の全体像を示したものです。

上位の書籍および認定試験は、ファンデーションで説明した内容を分野ごとに深堀した5分野から構成されております。

それぞれの認定資格のほか、ITILスペシャリストの3種類の認定試験およびITILストラテジストの1つの認定試験、計4種類の認定試験に合格した方には「ITILマネージングプロフェッショナル(MP)」に、ITILストラテジストの1つの認定試験 とITILリーダーの1つの認定試験、計2種類の認定試験に合格された方には、「ITILストラテジックリーダ(SL)」に認定されます。
(上位の試験を受験する際には、ITIL4ファンデーション資格認定を受けていることが必須となります)

ファンデーション認定資格は、研修の受講は必須ではなく自己学習された方でも受験が可能です。
(ただし、正しい知識を身につけていただくために認定カリキュラムに基づいた研修の受講が強く推奨されております)
上位の認定資格については、認定カリキュラムに基づいた研修の受講が必須となっております。

参考までに、ファンデーション研修の講義の推奨時間は12時間、上位資格の講義の推奨時間は18時間となっております。


なお、V3のエキスパートをお持ちの方、もしくは17クレジット以上を取得されている方には、「MPトランジション(移行)」という制度が設けられており、同制度に基づいた研修を終了し試験に合格することによって、ITIL4ファンデーションと 「ITILマネージングプロフェッショナル(MP)」資格と同等の資格を持っていると認定されます。
(講義の推奨時間30時間)
それ以外のV3認定資格からの移行制度は設定されておりません。
(MPトランジションは2023年9月末で終了となります)

ITIL4は当初のコンセプトをベースに拡張されており、2023年3月現在は以下のような体系になっております。


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