■ファンダメンタル資格(基礎レベル)の目的
基礎レベル資格の目的は、受験者がDevOpsの基本的なスキルについて十分な知識と理解と応用力を持っていること、そしてDevOps環境のメンバーと共に、またはDevOps環境のメンバーの一員として効果的に仕事ができることを確認することです。ファンダメンタル資格は、この上位のリーダーシップ資格の前提条件になっています。
■対象となる受験者
ファンダメンタルレベルは、PeopleCertが提供するPeopleCert DevOps資格のスキームの初級のレベルとなっており、DevOps環境の有能なメンバーになりたい人を対象としています。受験者には、DevOpsの用語、原則、ツール、プラクティスについてしっかりとした知識と理解を持つこと、および効率的かつ効果的にツールを使いこなす応用力があることを示すことが求められます。また、この認定は個人として認定を求める受験者にも対応しています。
この認定の資格保有者は、基本的なレベルの知識を持ち、さまざまツールを活用し、DevOpsをしっかりと理解していることを証明されます。
なお、この上位の上級/リーダーシップレベルのスキルと知識は、PeopleCert DevOps資格のスキームの次のレベルでカバーしています。
■学習目標
ファンダメンタルレベルのコースで受験者が学ぶことは、DevOpsの基本的なコンセプト、用語、原則、DevOpsに使用されるツールです。それと同時に、今日の企業におけるDevOpsの必要性、スクラムの方法論、人と文化の意味するものについても学びます。また、組織にDevOpsを適応させるために使用するプラクティス、プロセス、自動化、テクノロジなどについても学習します。
ファンダメンタル認定の資格保有者は、次に示すようなDevOpsの知識と理解と応用力を実証することができます。
• DevOpsの歴史と必要性
• DevOpsの主要なコンセプト
• DevOpsのビジネスバリュー
• 「C.A.L.M.S.」「3つの道」「継続的デリバリ」そして「フルスタック」のスコープの基盤となるコンセプト
• DevOpsの文化、変革的リーダーシップ、DevOpsの組織構造とチーム編成
• DevOpsのプラクティスの進化と、DevOpsの15の基本プラクティス
• アジャイル型プロジェクトマネジメントとスクラムの方法論
• クラウド技術と仮想化の主要なコンセプト、デプロイメントパイプラインの自動化、および継続的デリバリのアーキテクチャ
■試験概要
・出題形式:多岐選択問題 40問
・試験時間:60分
・合格基準:70%(40問中28問正解)
・参考資料の持ち込み:禁止
・受験前提条件:なし
・認定の有効期限:無期限
■認定研修の受講
・ITIL4ファンデーション資格取得者向け速習研修(1日+オンデマンド模擬試験)※出張開催も可
・1社貸切集合研修(2日間)リクエスト開催(出張開催も可)
・オンデマンド方式のeラーニング(標準学習時間12時間)
※詳細はこちらでご案内しております。
■試験のみの受験
・PeopleCertオンライン監督試験(OLP)にてオンライン受験
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