ITIL SVS(サービスバリューシステム)は六角形ではありません!!

最近お知らせ的なことばかりのBlogでしたが、今日はITIL4豆知識をアップします。

本図の著作権はAXELOS社が保有しています。

今日、明日は、ITIL4ファンデーション認定試験対策の2日間研修をおこなっておりますが、講義の中で「ITILサービスバリューシステムの図は、六角形の組み合わせではなくキューブ(サイコロのような立方体)を積み重ねたものです。」と説明したのですがイマイチイメージをつかんでもらえなかったので、わかりやすく色を変化させて、書き直してみました。

基本的に、ITIL4に出てくる図はキューブが中心です。


本図の著作権はAXELOS社が保有しています。

4つの側面の図もキューブです。(これは影がついているのでわかりやすいですね)


本図の著作権はAXELOS社が保有しています。

サービスバリューチェーン(SVC)の図もキューブの組み合わせです。
(計画・改善がひとつのキューブになっています)

キューブで表している理由は、順番や上下関係がないということを伝えたいからだそうです。
つまり、ITIL(V3)で採用されたライフサイクルアプローチは、サービスストラテジーからサービスオペレーションまでの流れで示している「ウォータホール」型ですが、これの欠点は上下関係や順番があると誤解される、また部分最適化(サイロ化)してしまうという弱点がありました。

ITIL4ではアジャイル型のサービスマネジメントが前提ですので、このような誤解やサイロ化を防ぐために、キューブを多用しているという訳です。

ちなみに、SVSには「機会・需要」となっているのが、SVCでは「需要」となっている理由はなぜかというと… これは、Blogではなく、弊社のセミナー・研修を受講していただいた方のみにお教えします…(ともったいぶってみます(笑))
いや、たいした理由ではないのですが…

ITIL4の概要や弊社セミナー・研修については、以下のページをご参照ください

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