ISO/IEC20000は2005年に策定されたITサービスマネジメントの品質規格です。
(ISO/IEC20000の国内規格がJISQ20000です)

内容は、ITIL(当時のV2)を参照にITサービスマネジメントのプロセスを定義しています。
(その後のバージョンアップでITIL(V3-2011)・ITIL4の要素を取り入れITILとの整合性を取っております)

ITILはITサービスマネジメントのベストプラクティス集ですが、ISO/IEC20000は品質規格です。

つまり、ITILのベストプラクティス集から「最低限やるべきもの」を抜き出したものがISO/IEC20000とイメージするとわかりやすいかと思います。

本研修が対象としているITサービスマネジメントファンデーション(ISO/IEC20000準拠)は元々ITILの認定資格試験を提供していたEXIN(オランダ)が提供する認定資格です。

ITILは、ウォータフォールでのプロセス改善をベースとしたITIL(V3-2011)認定試験の配信が2023年7月末をもって停止となり、アジャイル・DevOpsの要素を取り入れたバリューストリームでのサービス改善をベースとしたITIL4に全面移行する流れとなっております。
しかし、例えば組込みシステム、医療機器、交通機関の運行管理システムなどを扱う組織の方からは、ITIL(V3-2011)で扱うウォータフォールによるプロセス改善手法に関するニーズが未だ多くあります。

そこで弊社では、ITIL(V3-2011)ファンデーションの代替研修として、本研修を開講することといたしました。

以下の表は、ITIL(V3-2011)、ITIL4、ITサービスマネジメント各ファンデーション認定試験対策研修で扱うプロセス(ITIL4の場合はプラクティス)の比較表です。

ITSMSFの△のプロセスはISO/IEC20000に定義はないが、研修内で説明するプロセスです。

アジャイル・DevOpsの要素を取り入れたバリューストリームでのサービス改善をベースとしたITIL4ファンデーション認定試験に対応した研修はこちらでご案内しております。

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