ITIL TRAINING & QUALIFICATION GUIDE

ITILを学ぶと、仕事を見る視点が変わる。

「どのシステムを導入するか?」だけでなく、

「誰に、どんな価値を提供したいのか?」

「この作業をどう効率化するか?」だけでなく、

「そもそも、この活動はどんな価値につながっているのか?」

「生成AIをどこに導入するか?」だけでなく、

「AIによって、どの成果をどう変えたいのか?」

ITILを学ぶ意味は、ITILの用語やプロセスに詳しくなることだけではありません。

ITやデジタルを、技術やシステムではなく、顧客や利用者に価値を提供するサービスとして考える。

そのための共通言語と仕事を見る視点を身につけることにあります。

ITILを学ぶ意義から資格制度、目的に合った研修までをご案内します。

WHY ITIL

なぜ、いまITILを学ぶのか

DX・AIを「導入した」で終わらせないために

生成AIを導入した。

新しいクラウドサービスを導入した。

業務システムを刷新した。

それだけでは、DXの成果とはいえません。

大切なのは、その技術によって、

利用者の仕事がどう変わったのか。
顧客にどんな価値が生まれたのか。
事業にどんな成果をもたらしたのか。

そして、その成果を継続的に高められているかです。

ITILは、ITやデジタルを単なる「技術」ではなく、顧客や利用者に価値を提供する「サービス」として捉えるためのベストプラクティスです。

事業部門、IT部門、開発、運用、外部パートナーが共通の視点を持ち、変化をサービスの価値につなげるための土台になります。

AI・DXを、価値あるサービスへ

新しい技術だから導入するのではなく、利用者の体験、業務成果、顧客価値を起点に考えます。AI・DXを、価値あるサービスとして設計し、改善し続けます。

速い変化と、安心して使えることを両立する

AIやクラウドの変化を取り入れながら、セキュリティ、データ、リスク、変更の影響を見据えます。早く変えることと、安心して使えることを両立します。

個人の工夫を、組織の改善へ

事業、IT、開発、運用、外部パートナーが、顧客価値という共通の視点で話せるようになります。個人の工夫に頼らず、組織として改善を続けます。

WHO USES ITIL

ITILは、IT部門だけのものではありません。

ITILという名前から、「IT担当者のための知識」と思われることがあります。

しかしITILが扱うのは、特定の技術やシステムの運用手順だけではありません。組織がデジタルプロダクトやサービスを通じて価値を生み出し、改善し続けるための考え方です。

現在、デジタルやAIは事業そのものと切り離せなくなっています。だからこそITILは、システムを運用する人だけでなく、サービスの企画・開発・提供・改善に関わるすべての人に役立ちます。

ITILは、自社の事業や業務を変える立場にも、顧客へデジタルサービスを提供する立場にも役立ちます。

自社の事業・業務を変える側

経営・事業・業務改革を担う部門

「ITはIT部門に任せる」から、

「事業とサービスの価値を、部門横断でつくる」へ。

顧客体験、業務プロセス、サービス品質、リスクやコンプライアンスは、IT部門だけで決められるものではありません。

ITILは、経営・事業・業務・ITが「誰に、どんな価値を届けるのか」を共有し、変化を成果につなげるための共通言語として活用できます。

企業の情報システム部門・DX推進部門

「新しいシステムを導入する部門」から、

「デジタルによって仕事や顧客体験を変える部門」へ。

クラウド、SaaS、データ、生成AIなどを、個別の技術導入で終わらせず、利用者に価値を提供するサービスとして考えます。

事業部門や利用者と、目指す成果と優先順位を共有し、導入後の利用状況を確かめながら改善につなげます。

顧客へデジタルサービスを提供する側

ITサービス企業・SIer・ベンダー

「システムを納品する」から、

「顧客の成果を継続的に支える」へ。

設計・構築だけでなく、顧客との期待値、サービス品質、変更、障害、継続的改善までを一つのサービスとして考えます。

契約後も顧客の利用状況や事業の変化を捉え、営業、サポート、開発が連携して期待値と成果を更新し続けます。

クラウド・SaaS・AIサービス事業者

「新機能を早く出す」だけでなく、

「安心して使い続けられるサービスを育てる」。

開発、運用、サポート、営業が顧客価値を共有し、スピードと信頼性を両立します。

利用者の声や利用データを踏まえ、新機能がどんな価値を生んだかを確かめながら、サービスを継続的に改善します。

DX・AI時代にITILを学ぶメリット

部門を越えて、同じ言葉で話せる

事業、IT、開発、運用など、立場が違っても、顧客価値とサービスという共通の視点から話せるようになります。部門ごとの分断を減らし、目的と優先順位をそろえます。

「正解を知る」から「判断できる」へ

ベストプラクティスをそのまま当てはめるのではなく、自分たちの状況に合わせて考え、判断する視点を身につけます。正解を探すだけでなく、成果につながる選択ができるようになります。

変化を、一度きりで終わらせない

新しいシステムやAIを導入して終わるのではなく、成果を確かめながら改善を続ける考え方を身につけます。変化を一度きりの施策で終わらせず、価値を高め続けます。

QUALIFICATION

ITIL資格は、ゴールではなくスタート地点です。

資格試験に合格することには意味があります。

体系的な知識を学び、世界で使われている共通言語を身につけたことを確認できるからです。

でも、本当に重要なのはそのあとです。

知る → 理解する → 判断する → 使う

資格取得を、仕事でITILを活用するための出発点として考えます。

ITILの資格制度は、基礎となるファンデーションから、役割や専門領域に応じて段階的に学習できるよう設計されています。

現在は、ITIL 4とITIL(バージョン5)の二つの体系があります。

保有資格、担当業務、これから身につけたい能力に合わせて選択します。

ITIL4資格体系図
ITIL 4の資格体系
ファンデーションを基礎に、作成・提供・サポート(CDS)、ハイベロシティIT(HVIT)、方向付け・計画・改善(DPI)など、実務で担う役割・領域に応じて専門性を広げます。
ITILバージョン5公式書籍スキーム
ITIL(バージョン5)の資格体系
ファンデーションを基礎に、デジタルプロダクト&サービスマネジメントの考え方を学び、役割・専門領域に応じて専門性を広げていく体系です。

ITIL 4とITIL(バージョン5)の違いを詳しく見る →

OUR ITIL TRAINING

提供中のITIL研修

資格を取る。その先まで。

効率よく資格を取得したい。

自分のペースでじっくり理解したい。

講師と対話しながら学びたい。

ITIL 4からITIL(バージョン5)へ知識をアップデートしたい。

目的によって、適した学び方は違います。

あなたの目的に合ったITIL研修をお選びください。

ITIL 4とITIL(バージョン5)の違いは、こちらをご覧ください →

ITIL 4

基礎レベル

ITIL4ファンデーション試験対策オンデマンド研修

研修の詳細を見る →

基礎レベル

ITIL4ファンデーション試験対策研修(2日間)

研修の詳細を見る →

専門・実践レベル

ITIL4スペシャリスト:CDSオンデマンド研修

研修の詳細を見る →

専門・実践レベル

ITIL4スペシャリスト:HVITオンデマンド研修

研修の詳細を見る →

専門・実践レベル

ITIL4ストラテジスト:DPIオンデマンド研修

研修の詳細を見る →

ITIL(バージョン5)

基礎レベル

ITILファンデーション(バージョン5)認定研修・試験対策(2日間)

研修の詳細を見る →

基礎レベル

ITILファンデーションブリッジ(バージョン5)オンデマンド研修

研修の詳細を見る →

最適なITIL研修選びをサポートします

「どの資格を取ればよいかわからない」という段階でも構いません。

資格取得だけでなく、

「ITILを学んだ社員に、仕事で何ができるようになってほしいのか?」

そこから研修を考えることもできます。

団体受講、貸切開催、オンデマンド研修から、組織でのITIL活用まで、目的や対象者に合ったプランをご提案します。