ITIL(バージョン5)を支える主要なフレームワークは以下の通りです。
■ITILバリューシステム (ITIL VS)は、ガバナンスと管理を統合し、需要や機会から価値を創出するための全体像を示します。

■ITILプロダクトおよびサービスライフサイクルモデル (ITIL PSLM): 発見、設計、取得、構築、移行、運用、提供、サポートの8つのステージで構成され、プロダクトの誕生からサービスの終了までをエンドツーエンドで管理します。

■プロダクトおよびサービスマネジメントの4つの側面: 以下の4つの視点から包括的にアプローチし、バランスの取れた管理を実現します。
・組織と人材
・情報とテクノロジー
・パートナーとサプライヤー
・バリューストリームとプロセス

■7つの従うべき原則: あらゆる状況で意思決定の指針となる推奨事項です。
・価値に着目する
・現状から始める
・フィードバックをもとに反復して進化する
・協働し、可視性を高める
・包括的に考え、取り組む
・シンプルにし、実践的にする
・最適化し、自動化する

■34のプラクティス:業務遂行や目的達成のために設計・採用された組織能力の集合体です。
| プロダクトおよびサービスマネジメントプラクティス | 一般的マネジメントプラクティス |
・キャパシティおよびパフォーマンス管理 ・変更実現 ・展開管理 ・インシデント管理 ・情報セキュリティ管理 ・インフラストラクチャおよびプラットフォーム管理 ・IT資産管理 ・モニタリングおよびイベント管理 ・問題管理 ・リリース管理 ・サービスカタログ管理 ・サービス構成管理 ・サービス継続性管理 ・サービスデザイン ・サービスデスク ・サービス財務管理 ・サービスレベル管理 ・サービス要求管理 ・サービスの妥当性確認およびテスト ・ソフトウェア開発および管理 ・可用性管理 ・事業分析 | ・アーキテクチャ管理 ・継続的改善 ・ナレッジ管理 ・測定および報告 ・組織変更の管理 ・ポートフォリオ管理 ・プロジェクト管理 ・関係管理 ・リスク管理 ・戦略管理 ・サプライヤー管理 ・要員およびタレント管理 |
■ITIL AI能力モデル(6Cモデル):AIの主要な機能的能力を説明したものです。
・生成(Creation)
・キュレーション(Curation)
・明確化(Clarification)
・認知(Cognition)
・コミュニケーション(Communication)
・調整(Coordination)

これらのモデルは個別に存在するものではなく、ITIL5におけるデジタルプロダクト&サービスマネジメント(DPSM)を実現するために相互に連携しています。
