ITIL(バージョン5)は、9つのコアモジュールと、1つの拡張モジュールで構成されております。
(一部を除きそれぞれにコア書籍(オフィシャルブック)及び認定資格が設定されております)

それぞれのモジュールの概要は以下の通りです。

■コアモジュール
ITILファンデーション (Foundation):デジタルプロダクトおよびサービスマネジメントの基礎となる「共通言語とフレームワーク
ITILプロダクト (Product):デジタル戦略を支援するプロダクトの構想・創出・提供を通じた「能力の提供
ITILサービス (Service):高品質なサービスの提供と運用の最適化による、意図した「価値の実現
ITILエクスペリエンス (Experience):人々の相互作用を理解し、製品やサービスに関わる体験を向上させる「人間中心のアプローチ
ITILストラテジー (Strategy):長期的ビジョン、ガバナンス、意思決定を定義し継続的に調整する「戦略的意図の策定
ITILトランスフォーメーション (Transformation):組織のバリューシステムを根本的に改善・変更するための「仕組みの変革
ITILモニタリング、支援、実現(MSF):モニタリングおよびイベント管理、インシデント管理、サービス要求管理、問題管理、サービスデスク
ITIL計画、実施、コントロール(PIC)
:変更実現、展開管理、リリース管理、サービス構成管理、IT 資産管理
ITIL協働、保証、改善(CAI):継続的改善、サービスレベル管理、関係管理、サプライヤー管理、情報セキュリティ管理
 ※MSF,PIC,CAIは5つのプラクティスの詳細説明であり、オフィシャルブックは存在しません(それぞれのプラクティスガイドの内容です)
■拡張モジュール
ITIL AIガバナンス (AI Governance):AIの利用を指揮・管理・監督し、倫理性・安全性・信頼性を確保するための「責任ある利活用の統制

■認定資格受験について
・拡張モジュールであるAIガバナンスを除き、認定資格のベースはファンデーションとなっており、上位の認定資格を受験するには、ファンデーション認定資格が必須となっております。(ITIL4ファンデーションでも可)
・ファンデーション・AIガバナンス以外の認定資格は同列レベルであり、取得の順番等は決まっておりません。
・ファンデーション以外は、認定研修の修了が受験要件となっております。(AIガバナンスは未定)

■プロフェッショナル称号
複数の認定資格の取得により、以下の称号が付与されます。(申請等は不要、自動的に付与)

ITILプラクティスマネージャー:ファンデーション+(モニタリング、支援、実現(MSF)or計画、実施、コントロール(PIC)or協働、保証、改善(CAI)のいずれかひとつ)+トランスフォーメーション
ITILマネージングプロフェッショナル:ファンデーション+プロダクト+サービス+エクスペリエンス+トランスフォーメーション
・ITILストラテジックリーダー:ファンデーション+ストラテジー+トランスフォーメーション
ITILマスター:プラクティスマネージャ+マネージングプロフェッショナル+ストラテジックリーダー